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天照大神(あまてらすおおみかみ)【日本の最高神】

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日本の最高神で太陽の女神である天照大神様、とても奥ゆかしいですね。

強そうで優しそうで吸い込まれていきます。

天照大神様が居てくれると思うと、とても心強く目標に向かって頑張ろうという気持ちが強くなりパワーをもらいます。

①【天照大神(天照大御神 あまてらすおおみかみ) 日本の最高神】基本

天空で地上を照らす天照大神様は、古事記では「天照大御神」と書き、日本書紀で「天照大神」と書き「あまてらすおおみかみ」と読みます。

よく使われる「記紀」(きき)という言葉は古事記と日本書紀の総称で、古事記も日本書紀も奈良時代の日本神話であり歴史書です。

天照大神は高天原(たかまがはら)つまり天界と、同時に地上も司る最高神であり「太陽の女神」として太陽を神格化した女神とされ皇祖神であります。

万物全てに光を与える、つまり希望を与える「諸願成就」の神様です。

全国で八百万(やおよろず/数が極めて多いこと)いる神の最高位であり、伊勢の神宮の内宮を代表として全国の神明(しんめい)神社に祀られています。

天照大神は名前の響きからもとても落ち着いており、明るさと華やかさの象徴です。

天照大神は父イザナギ(伊邪那岐)が禊(みそぎ/水浴のこと)をした際、左目を洗った時に生まれています。

イザナギが禊(みそぎ)をした場所は宮崎県宮崎市にある「みそぎ池」といわれています。

その「みそぎ池」が天照大神の出身地ということになります。

イザナギがその禊(みそぎ)をした同じ時に、弟二人も生まれ一人はツクヨミノミコト(月読命)といいイザナギの右目を洗った時に生まれ、もう一人の弟はスサノオノミコト(須左之男命)といいイザナギの鼻を洗った時に生まれています。

天岩戸神話(あまのいわとしんわ)は有名で、天照大神が高天原(たかまがはら/天界)でスサノオノミコトのあまりの暴れざまのために悲しみに暮れ天岩戸(あまのいわと)に引きこもった時は、天も地も暗闇の世界になったといわれています。

②【天照大神(天照大御神 あまてらすおおみかみ) 日本の最高神】皇祖神

天照大神は皇祖神で、もともとは皇居に祀られていました。

祀られる場所は10代目天皇のとき奈良に移り、11代目天皇のときに三重県伊勢市に移りました。

古事記は日本の国の最古の歴史書で712年に完成しており、日本神話や国の成り立ちについて書かれています。

日本書紀は720年に完成しているので、その8年前に完成した古事記の方が古い歴史書になります。

天照大神は天空と同時に地上の神でもあります。何故なら太陽は地上の全てを照らすからです。

神道は日本独特の宗教であり、天皇の祖先は天照大神といわれています。

天照大神は宗教法人新宗教団体の天照皇大神宮教(てんしょうこうたいじんぐうきょう)という宗教名です。

天界でたくさんの神が現れましたが伊邪那岐(イザナギ)と伊弉波(イザナミ)を残していなくなり、イザナギは唯一の男の神でイザナミは唯一の女の神でした。

イザナギとイザナミが矛(ほこ)で海をかき混ぜたところ島ができ、島でたくさんの神様を産みますがイザナミは最後に火の神様を産んだ時のやけどで亡くなってしまい、黄泉国(よみのくに/死者の国)に行きます。

悲しんだイザナギは妻を追いかけ、イザナギも黄泉国(よみのくに)まで行きます。

そしてイザナギはイザナミと話をし、イザナミはイザナギが迎えに来るのが遅すぎたことと今はもう地上に戻れないことを話しお別れになりました。

現世に帰ったイザナギは黄泉国(よみのくに)の穢れ(けがれ)を清めるため禊(みそぎ/水浴のこと)をし、その時左目から天照大神が、右目からツクヨミが、また鼻からスサノオが生まれました。

そして後に天照大神から5男3女が生まれ、天照大神の孫が宮崎県高千穂(たかちほ)地方で地上の神と結婚し、山幸彦と海幸彦が生まれます。

そして山幸彦の子供が神武天皇です。つまり天照大神のひ孫の子供(玄孫/やしゃご)が神武天皇ということになります。

その後天皇家は、直系で途絶えることなく子孫が生まれ現在に至っています。

宮崎県高千穂(たかちほ)は、天孫降臨の地といわれています。

また高千穂町の北側には天岩戸(あまのいわと)神話で有名な、天照大神が身を隠した洞窟があり天岩戸(あまのいわと)神社があります。

③【天照大神(天照大御神 あまてらすおおみかみ) 日本の最高神】伊勢の神宮

天照大神が祀られている代表的神社は伊勢神宮で、伊勢神宮の正式名称は「神宮」(じんぐう)であり伊勢神宮のことは「伊勢の神宮」という呼び方をします。

伊勢の神宮は「お伊勢さん」という呼び名でも親しまれ、三重県伊勢市豊川町にあります。

2000年の歴史があり、正宮(しょうぐう)に内宮(ないくう)・外宮(げくう)があり、125社で構成される日本最大の神社です。

伊勢の神宮の内宮では天照大神は天照皇大神(あまてらす めおおかみ)と呼ばれています。

神前では天照大神は神職に天照巫皇大御神(あまてらします すめおおみかみ)と言われています。

外宮、内宮、別宮とお参りすると御利益(ごりやく)があるといわれています。

太陽の女神アマテラスの神宮には内宮(ないくう)(皇大神宮/こうたいじんぐう)、外宮(げくう)(豊受大神宮/とようけだいじんぐう)があり、内宮のご祭神は天照大神で皇室の祖神また日本民族の総氏神であり、外宮のご祭神は豊受大御神(とようけおおみかみ)です。

氏神とは、その土地に生まれた者を守る神で鎮守の神のことです。

豊受大御神とは、お米などの食と産業の守護神で、今から約1500年前に天野橋立付近(京都)から天照大神のお食事を司る神様としてお迎えされました。

天照大神は太陽神・皇祖神・日本の最高神であり、平和・開運・勝運・幸福の御利益(ごりやく)があり、慈愛・光・真実の意味があり最も尊い神様です。

天照大神は八咫鏡(やたのかがみ)の姿として祀られています。

「あまてらすおおみかみ」と10回唱えると邪気を払う意味があり「あまてらすおおみかみ」という言葉には言霊(ことだま)がありとても有難い言葉で「十言神咒」(とことのかじり)と呼ばれています。

咒(じゅ/しゅ)とはまじない・のろう、という意味です。

声に出して唱えても心の中で唱えても、どちらでも構いません。

楽しく唱えることが長く続ける秘訣です。

強力な効果は「十言神咒」をいつも念頭に置き精進する心構えを持ち、楽しみながら唱えることです。

「十」は完全数で縁起がいい数字です。

自宅でお札を置く時は部屋で南向きか東向きにお札「天照皇大神宮」(あまてらす こうたいじんぐう)を置き、二拝二拍手一礼するとよいです。

最後の一礼は失礼しますという意味の一礼になります。

④【天照大神(天照大御神 あまてらすおおみかみ) 日本の最高神】まとめ

何か物事に取り組む時、自分を守ってくれてやる気が湧いてくる言葉というものはとても有難いもので、いつも色々考えたり探したりしていましたが、しっくりくるものが見つけられないでいました。

そんな時、天照大神のことを知り詳しく知っていくうちに「十言神咒」(とことのかじり)に辿り着きました。

この「あまてらすおおみかみ」という言葉から言霊を貰い、努力や正直の果てには幸せが待っているという自信を貰いました。

「十言神咒」(とことのかじり)から貰う力は何とかなるさとか、まあいいやという安易な安心感ではありません。

「十言神咒」(とことのかじり)からは重みのある未来や真実を感じとれます。

それと同時にいい加減なことをしていても許されるということで甘んじていると、天照大神をあなどっているという罰当たりに繋がるという厳しさもあります。

天照大神は太陽であると共に、心を明るく照らしてくれる大神様です。

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