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君が代 美しい日本の国歌 心を揺さぶります 

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君が代の歌詞は、大切な人にいついつまでも長生きしてもらいたいという気持ちがどこまでも強調され、心が揺さぶられます。

君が代は、限りある命が限りない命で永遠に続いて欲しいという思いが溢れています。

君が代はゆっくりな曲調で、歌詞が平安時代の和歌で短いため覚えやすく、また一語一語に重みがありとても厳(おごそ)かです。

①【君が代 美しい日本の国歌 心を揺さぶります】愛する大切な人の長生きを願う

国歌である君が代は、国旗である日章旗とともに日本の国の象徴です。

1999年(平成11年)8月9日に「国旗及び国歌に関する法律」が成立し正式に日本の国歌となりました。

内閣は国民に国旗と国歌に対する理解を深めることを望んでいます。

君が代の歌詞は「君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで」で誰もが知っています。

生まれてからこのかた何回学校で歌ったことか、またテレビ等でも何回聞いたことかと思うくらいのお馴染みの君が代です。

外国の行進曲のような国歌に比べると、君が代はしんみりとしていて一体これは何なのだろうと以前はよく思ったものです。

そんな中でも、君が代はきっと深い意味のある素晴らしい国歌なのだと心の片隅で思っていました。

オリンピック等でメダル授与の時、君が代と一緒に日の丸の国旗が上がると、何とも言えない嬉しい気持ちで感極まります。

歌詞は10世紀初め905年の平安時代の歌集「古今和歌集」の短歌で詠み人知らず(作者不詳)の賀歌(がか/長生きして栄えることを祈る歌)です。

曲は1870年(明治3年)に初代「君が代」が礼式曲として、イギリス陸軍軍楽隊長の ジョン・ウィリアム・フェントン(1831年~1890年)が来日したとき自ら名乗り出て作曲されました。

しかし従来、国家とは和歌と同義語という国民の考えから国民の理解は得られず、初代「君が代」は廃止となりました。

その後1880年(明治13年)に宮中に合った音節を尊重するための楽譜改革があり、雅楽(ががく/飛鳥・奈良・平安時代の古典音楽)演奏者の林廣守(はやしひろもり)の長男の林広季(はやしひろすえ)と奥好義(おくよしいさ/雅楽家 作曲家)が二人で共同で曲を作り、林廣守(はやしひろもり)が選定したとされています。

曲は雅楽の壱越調(いちこつちょう)旋律で作曲されています。

次の引用文は古今和歌集の「君が代」の元になった短歌です。

出典 古今集 賀

わが君は千代(ちよ)にやちよに細(さざ)れ石のいはほとなりて苔(こけ)のむすまで

【訳】わが君は千年も八千年も長生きしてください。小石が大きな岩となって苔が生えるまで。

学研全訳古語辞典

https://kobun.weblio.jp content 八千代

「君が代」は天皇の治世(ちせい)が永(長)らえることを祈った歌であり、祝福を受ける人の寿命を歌った和歌が元になっています。

「君」は天皇または広く人々を指し、特に親しい人を指して用いられます。「代(よ)」は人が生活を営む期間のことです。

「千代に」の千代とは、千年のように非常に長い年月のことをいいます。「八千代に」は八千年とも言えるくらいの極めて多くの年代のことで、「千代に八千代に」で千年もさらに幾千年もということになり、永遠に栄えることを祈る言葉になっています。

「八」には数字の八という意味と、多くのたくさんの、という意味があります。太陽を神格化した女神の天照大神(アマテラスオオミカミ)は日本の八百万(やおよろず)の神の最高神です。

この場合の八百万(やおよろず)という言葉も800万を指すわけではなく、数が極めて多いことを指しています。

「さざれ石」は「細石」と書き、小さな石のことです。

長い年月をかけてその小さな石の隙間が石灰化され「巌(いわお/ごつごつした大きな岩)」となる、そのくらいに長い年月ということを強調しています。

「苔むす」は苔がはえる、または苔で覆われることをいい、年月が経ち古くなること、永久であることの意味で使われます。

ゆっくりな曲で歌詞が平安時代の和歌であり短いため覚えやすく、また一語一語に重みがありとても厳(おごそ)かです。

歌詞全体で、愛する人・大切な人にいつまでもいつまでも長生きして欲しい、ということを歌っています。

君が代は、深い愛に満ちた祈りの歌ですね。

②【君が代 美しい日本の国歌 心を揺さぶります】日の丸の国旗

君が代と一緒にペアのようになりお目見えするのが日章旗(法律上の呼び方)である日の丸の日本の国旗です。日の丸はその名の通り太陽を表しています。

国旗掲揚(こっきけいよう)のとき国歌斉唱(こっかせいしょう)が行われることが多くあります。

国歌斉唱は学校の儀式や行事また国際的な行事やイベントの時に、皆で一斉に国歌を歌うことをいいます。

そして国歌独唱は国の行事やスポーツの試合の時に、その国の出身者で歌手等の特定の人が代表して単独で歌うことをいいます。

国旗の制定は1870年(明治3年)で、1999年(平成11年)8月9日に「国旗及び国歌に関する法律」が成立し正式に日本の国旗となりました。

旗の縦横比と日の丸の大きさには基準があり内閣府で法律で決められています。

白という他の色の良さを一番引き立てる色を背景の一面に使った真紅の日の丸の国旗は、とても印象に残り、外国人にとっても覚えやすい国旗ではないかと思います。

日本で紅白というのはとてもおめでたい色で、縁起がいい色使いです。

飛鳥時代(592年~710年)の聖徳太子(574年~622年)が隋の皇帝から「日出ずる処の天子」と言われていることから、日本の国を表すとき太陽が昇る方向の国というイメージが大きかったことがうかがえます。

日の丸は日の出の時の太陽だといいます。

日本の国旗を旗竿で掲げる時は竿頭に国旗玉(旗玉)を付けます。

なぜ国旗玉を付けるようになったかについてのはっきりしたことは分かっていませんが、丸い形は徳を表し金色は金鵄(とび/とんびという鳥)を表しています。

半旗とは弔意を表すもので、国に大きな不幸があった時に国旗を旗竿の最上部よりも3分の1ほど下げます。

そして弔旗として竿の先の国旗玉を黒い布で隠し、喪章リボン(黒色のリボン)を黒い布で覆った国旗玉の下に付け弔意を表します。

③【君が代 美しい日本の国歌 心を揺さぶります】まとめ

君が代は人の生命を重んじる尊い歌です。

その歌が日本の国歌であり全国民の意識の中にあることはとても心強いことです。

大切な人に心を込めてこの歌を捧げたいと、多くの人が思うのではないでしょうか。

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