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金牛宮と天秤宮の守護惑星は金星ヴィーナス

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金星はラテン語で Venus(ヴィーナス)といい、ギリシャ神話では愛と美の女神アフロディテのことです。

金星は金牛宮と天秤宮の守護惑星であり、愛や財産や妻そして芸術を表しています。

日々物事に対して努力を重ねる中で、ヴィーナスからの運が付くように前向きに努力を重ねるとヴィーナスが運を授けにやって来ます。

①【金牛宮と天秤宮の守護惑星は金星ヴィーナス】概要

金星はラテン語で Venus(ヴィーナス)といい、英語でも Venus(ヴィーナス)といいます。

金星の自転周期は243日で、公転周期は225日です。

太陽系で水星の次の2番目に太陽の黄道(こうどう)軌道を回っており、地球からの距離は最も近い惑星です。

金星は地球型惑星に分類され、大きさや地質が地球と似ていることから地球と双子星といわれています。

金星は西の空で光る宵の明星(一番星)、または東の空で光る明けの明星といわれ、目視で見れますが真夜中には見れません。

金星が夕方と明け方にしか見ることができないのは、金星が太陽の公転軌道を地球の内側を回っているためこのような見え方になります。

金星の自転の方向は地球など他の惑星と方向が逆であり、また金星の自転速度は大変遅く1回自転するのに243日もかかるのです。

金星の大きさは太陽系の8個の惑星のうち大きい順に数えると、地球の次の6番目となり地球より僅かに小さく、小さい順では水星・火星に次いで3番目です。

金星の直径は地球の96%であり、金星の質量は地球の約81%で、表面は岩石でできています。

冥王星は惑星として数えないため、太陽系の惑星は8個になります。

地球には衛星に月がありますが、金星と水星には衛星がありません。

地球の衛星の月を1個と数え、他の惑星の衛星全部の合計(惑星に名前が付けられたもの)は114個にもなります。

まだ名前が付けられていない小型の衛星も合わせると、さらに合計の惑星の数は増えることになります。

衛星の中には大気や水をもつものもあります。

金星の大気中には硫酸の厚い雲が広がっているため、この硫酸の厚い雲に太陽の光が反射され金星は明るく輝いており、太陽系で一番明るく見えます。

金星の大気の殆どが温室効果をもたらす二酸化炭素であるため、金星の表面の温度は460度もあり太陽系で一番温度が高い惑星です。

西洋占星術では一年中見える7つの天体が神とされていました。

その天体とは太陽・月・火星・水星木星・金星・土星です。その7つの天体が曜日として使われています。

金星は欧米ではローマ神話よりヴィーナスと呼ばれ、それ以前のギリシャ神話では愛と美の女神アフロディテと呼ばれていました。

ローマ神話は古代ローマ時代紀元前753年~紀元前510年のもので、ギリシャ神話は古代ギリシャ時代紀元前2600年~紀元前1200年のものです。

金星は明るく美しい星であることから、古代から女神にふさわしいとされていました。

西洋占星術では金星は金牛宮天秤宮の守護惑星で吉星で、妻、財産、愛、芸術を表します。

女性が持つ手鏡を型取ったマークが惑星記号に使われ、後に女性を示すマークになり今日まで続いています。

日本でも古くから金星は知られており、日本書紀や枕草子で金星について書かれています。

②【金牛宮と天秤宮の守護惑星は金星ヴィーナス】神話

ヴィーナスはローマ神話で戦いの神とされるマルス(Mars 火星)の恋人とされています。

ローマ神話のヴィーナスとギリシャ神話のアフロディテは同一の女神です。

アフロディテはギリシャ神話の中で、海の中で泡の中から生まれたといわれています。

またはギリシャ神話の中でアフロディテは大神ゼウスとディオネ(神アトラスの娘で天空の女神)との間に生まれたともいわれています。

アフロディテの別名はヴィーナスであり、フランスのパリにある国立のルーブル美術館にある有名なミロのヴィーナスはアフロディテの姿の彫刻です。

エロイース(エロス)はキューピットで、アフロディテとエロイースは母と息子でヴィーナスとキューピットです。

アフロディテはギリシャ神話でオリンポス12神の一人で、魚に変身した姿は魚座のモデルにもなっています。

魚座でアフロディテは息子のエロイースと魚に変身した姿で尾の付け根から紐で結ばれています。

魚座の二匹の魚は女神アフロディテが息子と伝説の川であるエリダヌス川のほとりでオリンポス12神達と宴会をしていた時に怪物デュポンが現れ、神達は皆それぞれ生き物に姿を変えて逃げ、アフロディテとエロイースは魚に姿を変え川の中を泳いで逃げようとした時の姿です。

その川の中でアフロディテとエロイースが離れ離れにならないように、二匹の尾の付け根から紐で結んだのです。

またエリダヌス川はナイル川ともいわれています。

③【金牛宮と天秤宮の守護惑星は金星ヴィーナス】金牛宮

金牛宮(牡牛座)は4月20日から5月20日までに生まれた人の誕生日星座です。

牡牛座はラテン語で Taurus(トーラス 英語読み)といい、牡牛座は冬(12月下旬から2月頃)に見られる美しい星座です。

金牛宮は黄道(こうどう)十二宮の2番目の星座で、橙色の一等星アルデバラン(0.86等)とプレアデス星団「昴」(すばる)が特徴的で、ギリシャ神話では宇宙を司る大神ゼウスが雄牛に変身した姿だとされています。

ギリシャ神話でゼウスはフェキニア王のひときわ美しい娘エウロパに恋をし、エウロパに近づくために雄牛に変身したとされています。

そしてゆったりと草原に座っている大きな雄牛の背中ににエウロパが腰かけた時、雄牛が急に立ち上がり、雄牛は野山を駆け抜け海の上を走りたどり着いた島(ヨーロッパ大陸といわれています)で二人は結婚したといわれています。

ヨーロッパという名はエウロパにちなんでいるともいわれています。

牡牛座の人は慎重で確実性を重視します。またゆったりとマイペースで落ち着いていて、自分の身は自分で守ることにたけています。

そして牡牛座の人は堅実で平和主義で安定した生活を好みます。

牡牛座の人は牡牛座の守護惑星である金星(ヴィーナス)に守られています。

④【金牛宮と天秤宮の守護惑星は金星ヴィーナス】天秤宮

天秤宮(天秤座)は9月23日から10月23日までに生まれた人の誕生日星座です。

天秤座はラテン語で Libra(リブラ 英語読み)といい、Libraは天秤または秤(はかり)という意味です。

天秤座は夏の星座で、6月の22時頃また7月の20時頃に南の空に見え、3.0等より明るい恒星は3個という目立たない星座です。

天秤座は蠍(さそり)座の頭の西に位置し、蠍(さそり)座の赤い一等星アンタレスと乙女座の青白い一等星スピカの間にある、くの字型の3等星と4等星から成り立っている星座です。

天秤座は蠍(さそり)座の隣に位置し、天秤座が蠍(さそり)座の鋏(はさみ)のようにも見えます。

天秤座の天秤はギリシャ神話で天文と正義の女神アストレアが左手に持っている、アストレアが正義を量るための天秤といわれています。

アストレアはこの天秤でに亡くなった人の魂の善悪を量り、悪い魂の人は地獄に行かせたといわれています。

アストレアは大神ゼウスと法と掟(おきて)の女神テミスの間に生まれたとされています。

黄金の時代から銀そして青銅の時代になり、人間の残虐さに見切りをつけた神達が天界へ引き上げて行く中、アストレアは最後まで人間の良心を信じていました。

しかしアストレアは手にした天秤で人間の良心を量りましたが、残酷極まりない人間に裏切られ失望したアストレアは悲しみに暮れ天界へ帰りました。

アストレアが人間の良心を量るために使っていた天秤が、天秤座になったといわれています。

天秤座の人は明るく社交的で人間を愛し良心的な人柄です。

そのため仲間から好かれ人気者になることが多いといわれ、協調性を保ち優しく朗らかで人当たりが柔らかいといいます。

アストレアが人間に対してこうあって欲しいと望んでいたことを、天秤座の人が平和を愛する人間になることで示しているのです。

その天秤座の守護惑星が金星ヴィーナスです。

金星ヴィーナスが天秤座の守り神また支配神として、天秤宮を導き見守っています。

⑤【金牛宮と天秤宮の守護惑星は金星ヴィーナス】まとめ

金星Venus(ヴィーナス)という名前からとても強い力と華やかさを感じます。

金星が自分の誕生日星座の守護惑星では無くても金星について詳しく知ることは、運に近づくことに繋がります。

金星について詳しく知り、また他の星座やその守護惑星について詳しく知ると、沢山の守り神が身近にいると思え物事に前向きに取り組む気持ちが湧いてきます。

自分の身を守るためには、星座や守護惑星のことに限らず色々なことを知っていることが大切で、知るということの価値はとても大きなものです。

人々の前向きな努力の成果を金星(ヴィーナス)はしっかり見ていて、努力の成果に運を授けにやって来ます。

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