水瓶座 【ガニメデスの水瓶の水は南の魚座に注ぐ】

星座

水瓶座(宝瓶宮)は1月20日から2月18日までに生まれた人の誕生日星座です。

ガニメデスという世にも美しい少年の持つ水瓶から流れ出た水は、南の魚座の大きく口を開けたお魚の口に注がれているため、南の魚座の一等星を目印に水瓶座を見つけられます。

①【水瓶(みずがめ)座 (宝瓶宮 ほうへいきゅう)】概要

水瓶(みずがめ)座はラテン語で Aquarius(アクリアス)といい、英語で the Water Bearer(ベアラー) といい、水を運ぶ人という意味です。

スポーツドリンク「アクエリアス」の名前もここから来ているといいます。

bearer は運ぶ人、運搬人という意味で、bear「運ぶ」から来ている言葉です。

瓶は「かめ」「びん」と読み、液体を入れる容器です。

小さな星が4つ並んでいる部分は少年が持っている水瓶の部分になり、三ツ矢と呼ばれます。

水瓶(みずがめ)座は誕生日が1月20日から2月18日の人の星座で、黄道十二星座の一つで、黄道十二宮の11番目の宝瓶宮(ほうへいきゅう)にあり、獣帯の黄経300度から330度の領域にあります。

水瓶座は秋の黄道十二宮で大きな星座ですが、3.0級以上の恒星がなく、4級と5級の恒星でなりたつ星座のため目立たない星座です。

水瓶座流星群は7月中旬から8月中旬に見られ、水瓶座は秋に見頃を迎え9月から11月にかけて南南西の夜空に見えます

4つのエレメント(四大元素の要素)地・水・風・火の中で水瓶座は風つまり空気に関係していて、双子座、てんびん座と同じ分類になります。

水瓶座の対極の星座は獅子座なので、獅子座の性質が道しるべを示し助けてくれることもあります。

水瓶座のマークは波打つ水の波紋(はもん)を示しています。

②【水瓶(みずがめ)座 (宝瓶宮 ほうへいきゅう)】ギリシャ神話

ギリシャ神話の中の水瓶座で、水瓶を持っている美しい少年はガニメデスといいます。

ガニメデスは金色に見える程の美しい若い体をしているといいます。

オリンポスの宮殿で宇宙を司る大神ゼウスにお酒をつぐ役目をしていたヘーベがヘラクレスと結婚するため、お酒をつぐ役目をする者がいなくなることになりました。

ヘーベは大神ゼウスとヘラの娘で青春の女神であり、酒杯や水差しをしていました。

その頃トロイアの国の王子ガニメデスがあまりに美しいので、その美しさが噂になりガニメデスのことがゼウスに知られ、ゼウスに目を付けられました。

そしてガニメデスは黒鷲(くろわし/わし座)に変身したゼウスにさらわれ、オリンポスの山でゼウスの傍らでお酒をつぐ役目になりました。

この黒鷲に変身したゼウスにさらわれたガニメデスが天で星座になったといいます。

黒鷲の星座のわし座も天で水瓶座のそばにいます。

ガニメデスはオリンポス12神の神達に不老不死の酒ネクタールをついで過ごし、ガニメデス自身も年を取ることがなかったといいます。

水瓶座のガニメデスが持つ水瓶から流れた水は、みなみの魚座の魚が水面から飛び跳ねて逆さまになり大きく口を開けている姿の、みなみの魚座の口に入り込んでいます。

水瓶座の近くにある、みなみの魚座(Piscis Austrinus ピスケス オーストリヌス)というのは、トレミー48星座の一つです。

みなみの魚座には1.16等級の白く輝くフォーマルハウト(アラビア語で魚の口)という目印になる恒星があります。

みなみの魚座の他の恒星は4等星以下です。

みなみの魚座も秋の星座で、南の空に低く位置し10月17日20時が南中の位置になります。

水瓶座は大きくても見つけにくい星座であるため、頭上から東にかけての低い位置に白く輝いて見える、みなみの魚座の一等星のフォーマルハウトに注目すると、フォーマルハウトの上が水瓶座ということになります。

ギリシャ時代にガニメデスの姿が水瓶座になりましたが、水瓶座はギリシャ神話以前につくられた最も古い星座だといわれ、みなみの魚座も古い星座で紀元前3200年頃には知られていたといいます。

③【水瓶(みずがめ)座 (宝瓶宮 ほうへいきゅう)】性格の特徴

水瓶座の人の特徴は、自分のことは自分でやるという意識が強く、つまりはしっかりしているということです。

何か小さいことでも行動を起こす前にはまずは考えてからになりますが、水瓶座の人は自分で自分がすべきことを考えることも得意です。

人に頼ったり相談したりするよりは、自分の中で自分を相手に考えることが出来るというのは強い性格の持ち主です。

水瓶座の人は能動的な面が強く、人からの受け身を好みません。

そのため人が水瓶座の人を手伝おうとした場合、水瓶座の人に自分でやるからいいと言われることもあります。

また水瓶座の人は、人は人で自分は自分という意識が強いことも特徴です。

例えば小さい女の子でも水瓶座の子は、お友達は皆ピンクや赤が好き、でも自分は赤は嫌いで紫が一番好きと言い、洋服もためらわず自分で紫を選びます。

このように小さい頃から自分は自分という考えが強く、着る物でも食べ物でも、嫌いは嫌い好きは好きで押し通すのです。

また自分をしっかり持っているため、自分を目立たせようとしたりしなくても、常に堂々としています。

水瓶座の人は自分で考えて自分の道を決める、自分の人生を自分で切り開くことにたけています。

④【水瓶(みずがめ)座 (宝瓶宮 ほうへいきゅう)】まとめ

ガニメデスは美しいがゆえに大神ゼウスが変身した黒鷲(くろわし)にさらわれたわけですが、ガニメデスの両親は息子がいなくなったことをとても寂しがり、星座になった息子の姿を見て慰められていたといわれています。

ガニメデスは水瓶を運ぶ仕事を黙々とやっているのですね。

星座になったガニメデスの持った水瓶から流れた水が、みなみの魚座の魚の口に入るということで、ガニメデスのしていることには意味があり、無駄が無いというところに不思議な力を感じます。

水瓶座の星座自体は目立たなくても、ガニメデスの水瓶の水が流れて行く先には一等星が輝いていることから、水瓶座の人の運の先も輝いているのだと思います。

水瓶座の人が自分で考えて行動を起こし、自発的に進んで行く先には幸せが輝いていることを、水瓶座とみなみの魚座が示しているのだと思います。

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