獅子座 【人食いライオンは最後の最後まで戦った】

星座

獅子座(獅子宮)は7月23日から8月22日生まれの人の誕生日星座です。

ネメアの森に暮らす人食いライオンはヘラクレスに退治させるとき最後の最後まで懸命に戦い、ヘラクレスを憎んでいた女神ヘラが獅子の死を悼み獅子の強さを讃え空に上げて獅子座にしました。

獅子座は強さの象徴です。

①【獅子座 (獅子宮)】概要

獅子(しし)とはライオンのことで、ラテン語で Leo(リオ) 、英語で the Lion といいます。

例えば英語で What’s your sign?(あなたの星座は何ですか?)と聞かれた場合 I’m a Leo. と答えることになります。

Leo というとかっこいいですね。

リオは短くて言いやすく、インパクトが強いため覚えやすい単語です。

獅子宮は黄道12宮の5番目で、獣帯の黄経120度から150度にあたります。

獅子座は春の星座で3等より明るい恒星が5つもあり、黄道(こうどう)12星座で蟹(かに)座乙女座の間にあり、トレミーの48星座の一つです。

獅子座は4月下旬(4月25日)の20時頃、南の空に高く見える大星座です。

獅子座の星座の中に一等星の白色のレグルスがありよく光り、春の一等星は3つだけなので、一等星のレグルスが目印になり、獅子座は形が分かりやすく見つけやすい春の代表的な星座です。

獅子の心臓部にある一等星のレグルスは小さな王、しっぽ部にある二等星のデネボラはライオンのしっぽという意味で、この二つの星が目立っています。

レグルスと名付けたのは、地動説で有名なコペルニクスだと言われています。

春の3つの一等星は獅子座のレグルスと、うしかい座のアルクトゥルス、乙女座のスピカです。

レグルスの明るさは1.3等級で、全天の一等星の中では最も暗い星です。

星の等級は星の明るさを表す単位で、級を省略して例えば1.30等と言われることも一般的です。数字が小さいほど明るい意味を持ちます。

等級も等星も星の明るさを表すもので、等級は星の明るさを表す単位であり、等星は星の明るさを表す呼称で、等星のわくの中に細かい等級があります。

全天で一等星の星は21個しかありません。

星座には4つのエレメント(要素) 地・水・風・火があり、獅子座は牡羊座射手座とともに火のエレメントの星座です。

火には精神という意味があり、精神つまり心意気、情熱を表し、パワフルな行動力とよりよく拡大していく力があることが特徴です。

②【獅子座 (獅子宮)】神話

獅子座のライオンはギリシャ神話の賢者ヘラクレスの冒険話に登場する怪物で、ネメアの森でヘラクレスに退治されたといわれています。

ギリシャ神話の中の獅子は、何と凶暴な人食いライオンだったのです。

動物や村人や旅人がたびたび、人食いライオンの餌食になっていました。

そのためそれまで、人食いライオンの退治に向かった若者が帰って来れたことがありませんでした。

村人達は大神ゼウスに祈りを捧げたところ、ヘラクレスはエウリステウス王から人食いライオンの退治を命ぜられます。

人食いライオンは硬い皮膚をもっているため、ヘラクレスが持って行った弓矢やこん棒は効果が無く、ヘラクレスは自らの怪力を活かす術を使い、人食いライオンの首を3日間締めつけます。

こうして人食いライオンは退治されました。

これを見ていたヘラクレスを憎んでいた女神ヘラは、ネメアの獅子が退治されたことを悼み、また獅子の強さを称え、空に上げて獅子座にしました。

女神ヘラはゼウスの3番目の正妻で、ヘラクレスはゼウスの愛人の子供であったため、ヘラはヘラクレスを憎んでいたのです。

③【獅子座 (獅子宮)】性格の特徴

獅子座の人の特徴は、何といっても明るく前向きなところです。

そしてあくせくせずに落ち着いて、ゆったりしているしているところに特徴があります。

小さなことは殆ど気にせず、物事を着実にこなしていくタイプです。

つまり大切な事とそうではないことを見定めて、どうでもいい事は切り捨てて一切悩まない、無駄なことには神経を使わないのです。

ライオンは百獣の王といわれますから、それに沿わせて考えると、自分が一番という誇りとそれに見合った努力を併せ持っていることになります。

どっしりとした風格で、物言わずとも落ち着いた強いオーラで目立つのです。

そして自分にはそれなりの存在感があることを、どこかで感じ取っているのです。

おおらかで明るく前向きという面が強く、マイナスのイメージが浮かんできません。

また誇り高いということは、プライドが高いということにもなります。

そのためこの人はこうだ、これはこうだと見定めると、それがマイナスのイメージである場合でも、いやそんなことはないと思い直すことがなく、決めつけたその考えを変えることがないことが唯一の難点となります。

自分に厳しくやると決めたことはやり抜く、またゆったりとしつつもだらだらするのとは違い、生活のリズムはきちんと保ち、しっかり睡眠をとり不摂生はしないようにと気を付けているのです。

その勇ましい姿は、そうなろうとしてなったものであることもあれば、生まれながらの持ち前のものによることも多いのです。

獅子座の人は根っから明るく、しんみりと暗い事は似合いません。

獅子座の対極の星座は水瓶座で、足りない部分は水瓶座が補ってくれます。

④【獅子座 (獅子宮)】まとめ

獅子座というと強さの象徴です。

強さというのは周囲を怖がらせる恐ろしさではなく、守るべきものを守る優しさを併せ持った本当の強さです。

寄り道や脇道でつっかえずゆったりと進む、寄り道や脇道にあるものを知らないわけではなくよく知っていて、物言わない中にどっしりとしたものを感じる理想の星座です。

星座として空に上がるのは、その星座がシンボル的存在だからです。

獅子座の場合は人食いライオンが天に上がって星座になっていますが、人食いライオンはそういう習性のライオンであったわけで、人食いライオンに生まれついてしまった不運なライオンですが、ヘラクレスと戦い3日間も生きながらえたということは最後まで戦ったという証だと思います。

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